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行 政

地域の発展へ多彩な人材

 小山町助役岩田功(昭29卒)と御殿場市収入役岩瀬治彦(同)は商業科卒の同級生で、三年間同じ教室で机を並べて学んだ。部活動は岩瀬の誘いで同じ相撲部。学校近くにある吾妻神社の土俵で砂にまみれた。

 「商業科の子上一郎先生と担任の川崎卯三郎先生にはお世話になった」と岩田が懐かしむと、岩瀬も「あだ名はそれぞれボタさん、カバさん。商業科から一流銀行や大手企業への就職者が出たのは先生たちのおかげ」と後を続ける。

 岩田はスルガ銀行を退職し、平成七年、現職に就いた。昭和三十五年に入庁した岩瀬は五十六年、図書館長として現市立図書館建設に携わった。総務部長、企画調整部長などを歴任し、横山喬(昭15卒)の後を継いで現在二期目。

 御殿場市助役は勝又保(昭16卒)や山口俊雄(昭20卒)らが務めた。平成六年からは林正光(昭30卒)。市教委に勤務した林は社会教育課長時代、生涯教育の基礎作りにまい進した。三月に行われた愛育橋落成式に参列し、久しぶりに母校を訪れた。変わらぬ雑小沢周辺の自然に感慨しきり。「校舎は新しくなったが、当時のものが何か一つでも残っているというのはいいですね」と語る。

 御殿場初の女性次長も

 小山町教育長岩田正憲(昭30卒)は当時は少なかった農業科からの進学組。親身になって受験勉強を応援してくれた理科教師松井学平(大9卒、故人)に勧められ、教職に就いた。御殿場中校長で定年退職し、「教育は人。生徒指導や心の教育を重視し、研修などを行って教員の資質を高めたい」と力を込める。

 御殿場市教育長は鈴木賢治(昭17卒)、吉川桂二(昭28卒、旧姓芹沢)が相次いで務め、今年十月から細谷旭(同)。

 御殿場市役所では印野支所長渡辺淳(昭34卒)、企画総務部長鈴木秀一(昭35卒)、市民生活部長渡辺勝(昭37卒)、消防長長田洋一(昭36卒)ら数多いOBが活躍している。湯山なを子(昭35卒、旧姓大川)と土屋共栄(昭37卒、旧姓雑賀)は平成九年に誕生した市初の女性次長。

 小山町は総務課長勝又征雄(昭34卒)、企画調整課長梶繁美(昭35卒)、住民課長羽佐田孔司(昭38卒)、生活環境課長梶彰(同)、老人ホーム長鈴木治一(昭35卒、旧姓相沢)らが町の発展を支える。

 県では環境部環境共生総室長横山澄夫(昭37卒)がごみ問題や環境ホルモン対策などに心血を注ぎ、緑豊かな街を守る。

(文中敬称略)
 【注】カッコ内は卒業年。

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