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JA御殿場には御高卒業生がひしめく。全職員三百八十六人のうち百七十四人と約半数を占める。現役員は組合長勝又保(昭16卒)専務田代武満(昭31卒)常務杉山芳邦(昭34卒)をはじめ、理事に岩瀬實(昭16卒)藤曲恒(昭20卒)瀬戸重信(昭17卒)湯山行雄(同、旧姓天野)ら。平成十六年度までの五カ年計画を着々と進める勝又は、「転作や無農薬・有機栽培、循環型農業の指導と支援には特に力を入れたい」と強調する。
十二月には本店敷地内にAコープ中央店とホームセンター「カインズホーム」をオープンさせた。Aコープ内に地場産品コーナーを設ける予定で、地域経済の活性化を担う。 このほか、転作による遊休農地活用の水田営農対策では、転作田十五アールを借りて大豆生産事業を始めた。昨年は国産大豆四百三十キロを収穫し、栽培の普及と拡大に向けて幸先の良いスタートを切った。
三年目を迎えるビール麦栽培は昨年から秋まき品種を導入。病害などが起こりやすい入梅期より前に刈り取ることで、収量を大幅に増やした。八月、休耕田に開いた一区画三十六平方メートルの市民農園も人気で、用意した四十二区画すべてが利用されている。 JA御殿場は正組合員約四千人、准組合員約七千六百人。生産者団体、指導機関として地域農業を担うとともに公的機関、金融機関、企業などさまざまな性格と機能を持ち合わせる。 中でも安定した金融・保険業務が強み。一八・九パーセントの高い自己資本比率を誇り、長期共済の保有高や新規契約高は県内でもトップクラス。平成八年に現職に就いた勝又は、十二年から全共連県本部運営委員会副会長も務める。 歴代の組合長経験者には、後に全共連会長も務めた江藤栄(中退、故人)や細谷喜勝(昭3卒)がいる。砂山孟胤(昭16卒)斉藤嘉春(昭28卒)は専務、前小山町長田代和男(昭6卒)は常務を務めた。
(文中敬称略)
【注】カッコ内は卒業年。
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