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人物編

静岡女子大創設に尽力

▼大学
 松浦新之助(榛中・明42年卒、故人)は静岡女子大(現・県立大)の初代学長。静岡女子短大学長だった松浦は四年制大学の必要性を訴え続け、女子大建設に尽力した。静岡女子大名誉教授の河村(旧姓・池谷)房代(榛高女・昭13年卒)は女子短大、女子大で被服構成学を教えた。

 平成六年、勲二等旭日重光章を受章した松浦良平(榛中・昭13年卒)は九州大名誉教授。同大理学部長、福岡女子大学長を務めた。明治大法学部教授の水野義明(榛高・昭26年卒)は英語教育に力を入れる。日本エスペラント学会理事を務めるなど国際共通語の普及にも努める。

 神奈川大外国語学部教授の植田三夫(榛高・昭30年卒)は同大陸上競技部長。平成九、十年、箱根駅伝を連続制覇した同部を育て上げた。原子核物理学で成果を挙げるのは東大、同大大学院の教授、原子核科学研究センター長などを務めた石原正泰(榛高・昭33年卒)。重イオン研究の先駆者として知られる。今春、退官し、現在、理化学研究所・米ブルックヘブン国立研究所研究センター実験グループリーダー。大関邦夫(榛高・昭35年卒)は北海道大助教授を経て弘前大理工学部教授。「固相抽出法の無機痕跡分析への応用」が研究テーマだ。

 立教大社会学部教授で学部長の門奈直樹(榛高・昭36年卒)は比較マスコミ論が専門。国内外のジャーナリズムに目を向けた論評は鋭い。同期の名波智章(同)は慶応大医学部教授。所沢市歯科医師会在宅要介護高齢者歯科診療指導医でもある。上木(旧姓・絹村)厚子(榛高・昭40年卒)は山形大農学部教授(微生物学)。

 坂本光司(榛高・昭41年卒)は浜松大大学院教授、同大経営情報学部教授。地域経済論、中小企業論が専門。九州工業大大学院生命体工学研究科助教授の八木哲也(榛高・昭49年卒)はスペースシャトル搭乗科学者最終候補者に選ばれた経験を持つ。

▼医学
榛原町の高木内科医院の前院長高木愛彦(榛中・昭11年卒)は榛高の学校医も長く務め、地域医療に貢献した。

 勲三等瑞宝章を受章した黒柳弥寿雄(榛中・昭18年卒)は国立療養所東名古屋病院の元院長で、JR東海総合病院名誉院長。「尊厳死を考える」(岩波書店)、「閑かなる死」(ゆみる出版)の著者でもある。

 吉田町の加藤内科医院前院長加藤康二(榛高・昭25年卒)は今年三月まで八年間、榛原郡の医師会長、三師会長を務めた。

▼法曹
第二東京弁護士会の弁護士前田茂(榛中・昭12年卒)は全国弁護士協同組合連合会理事長。榛中勤労教育の精神を引き継ぐ培本塾の理事長、榛原郷友会会長でもある。

 県弁護士会の弁護士増田堯(榛高・昭40年卒)は県弁護士会司法改革委員会委員長、静岡家庭裁判所家事調停委員も務める。

   【注】敬称略。  


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