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第9章「部活動の軌跡」

吹奏楽など多彩に活躍
県高校吹奏楽コンクール西部地区大会で演奏する吹奏楽部=8月4日、アクトシティ浜松大ホール
▼文化部

 文化部の活動も多彩。吹奏楽部は四月からの中高一貫教育で部員が一挙に増え、七十人の大所帯に。強豪がひしめく西部地区にあって大編成の壁は厚いが、アンサンブルでは全国でも実績を残す。

 平成六年には山本英司(平7卒、東京都)、中村浩治(平8卒、村櫛)、鈴木麻友子(平7卒、富塚)、石黒弘道(平7卒、雄踏町)、斉藤公介(平7卒、中沢)が金管五重奏で全国銀。翌年にも福井健太(平9卒、半田山)、鈴木俊宏(平8卒、浜北市)、川島美紀(平9卒、富塚)、上住晃紀(平8卒、高丘)がサクソフォン四重奏で全国銅を受賞した。

 OBには、東京シティフィルのオーボエ奏者市川清士(昭47卒、埼玉県)、ファゴット奏者鈴木明博(昭51卒、四本松)、九州交響楽団のティンパニー奏者関修一郎(昭48卒、福岡市)らプロも。吹奏楽の指導者も多い。浜松周辺では、浜松南高の戸田敬之(昭59卒、雄踏町)、湖東高の村松輝久(昭55卒、本郷)、江之島高の中山靖治(平3卒、下石田)、気賀高の袴田康行(昭60卒、富塚)、浜北麁玉中の村田勝美(昭59卒、頭陀寺)らがいる。

 西高創立五十周年の昭和四十八年に誕生した弦楽部は、県内の公立高では草分け。昨年は磐田南高との合同バンドで全国高文祭に参加した。可美中吹奏楽顧問の平山律明(昭57卒、引佐町)は、弦楽部OB。

 演劇部は平成五年、関東大会出場を果たす。佃典彦作の「GUZU」を上演、文学性に激しいアクションが調和した舞台で好評を博した。

 囲碁将棋部は、浜松北などに次ぐ西部の強豪。将棋では、県高校将棋定期戦を三連覇するなど不敗を誇り、三年夏には高校竜王戦全国大会を制した山田洋次(平8卒、福島)が語り草。かるた部では昨年、竹内彰悟(平14卒、湖西市)が全国高文祭のかるた部門読手コンクールに出場。伸びのある声と絶妙の間で県内初の最優秀賞を受賞した。

 高校三回生らが学内の配線から手掛けて始めた放送部は、行事を支える。近年では鶴見美輝(平9卒、入野)がNHK杯全国放送コンテスト朗読部門で全国に進出し話題に。OBにはテレビ静岡で開局から技術に携わった尾越太郎(昭38卒、静岡市)、SBS静岡放送アナウンサー吉本寿(昭57卒、清水市)がいる。

 美術部や写真部も、全国高文祭に作品を出品するなど活躍する。

(文中敬称略、題字は古橋広之進さん=昭和20年卒=)
(火―木曜日に掲載します)

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