(2003年7月13日掲載)
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 第3章「学校活動」体操部(2)
指導の道選び母校支援
北島顧問(中央)を囲む現在の体操部のメンバー
 昭和五十二年の県総体の新体操個人で優勝した細沢一絵(昭53卒、旧姓河合)は、全国総体の新体操個人に出場して六位に入賞した。輝かしい成績の陰には、後輩を指導するOG顧問やコーチの存在が大きい。

 六十二年から顧問を務める北島清子(昭42卒)は中学の新体操県大会で優勝し、高校は体操部に入部した。しかし、一年生の春、練習中にアキレス腱を切るアクシデントに見舞われ、指導者としての道を目指すことになった。今年の春で母校の指導は十七年目を迎え、「『自立しなさい。自分たちが目標を持ってやりなさい』と言っていますが、よく取り組んでいるので生徒には感謝していますよ。自分がかかわる限りは一生懸命教えたい」と意気込む。

 長島祐三子(昭63卒、旧姓富山)も、コーチとして北島と二人三脚で後輩を指導する。六十一年、県新人大会の新体操個人で一位になり、翌年の県総体でも優勝を飾った。全国総体に出場したほか、国体メンバーにも選ばれた。北島が赴任した最初の年の教え子の長島は「何かの縁。伝統がある体操部の歴史を崩さないように後輩に伝えていきたい」と強調する。

 競技だけでなく、最近はさまざまな分野で活躍する。九年から三保の松原に設置された薪能特設舞台での「羽衣シルフィード」に創作舞踊で出演。敬老会でのボランティア活動や五年度から続ける静岡大付属養護学校との交流活動など精力的にこなす。十三年度には県青少年育成会議から表彰された。

 静岡国体に向け、現役の活躍もみられる。西村春香(高1)は今年の県総体の新体操個人で優勝した。八月からの全国総体に個人部門で出場するほか、静岡国体の強化メンバーにも選ばれた。西村は「全国大会まで練習を積んで力を付け、本番では自分の力を出し切りたい」と意欲を見せる。

 十六年に「体操競技班」として産声を上げた体操部は、六十年を経過した今でも輝かしい栄光と伝統が流れる。県内の体操界をリードし、「平3総体」には地元代表校として出場して創設五十年の歴史に花を添えたほか、国体にも県選抜チームとして選手を送り出している。北島は「卒業生が指導者として体操にかかわっていることがうれしい。私が教えなくても上級生から下級生へと城北で学んだことは伝統的に受け継がれてますよ」と話す。

(文中敬称略)
―土、日曜日に掲載します―


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