| (2003年8月9日掲載) |
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| 第3章「学校活動」 生徒会(2) |
昭和四十年代前半に校風の乱れが目立ち、規制の改正を望む声が上がった。四十四年、一年生から上級生について「髪や靴などで違反者が多い」という意見が出されたが、校風集会では「細かい検査をせず、生徒の自主性に任せる」との解答だった。これを機に「申し合わせ事項」が作られ、生徒総会で頭髪や靴の色、靴下などが承認された。 ほかの学校に例がない「申し合わせ事項」。校則ではなく、生徒自身が話し合って決める約束事だった。当時の生徒にとっては自治の象徴で、生徒が自らの手で培っていかなければならないという意気込みが強かった。しかし、五十年代に入ると、自分たちが決めた約束事という意識が薄くなり、時には違反者が出ることも。現在は「校風=伝統」は守られている。 五十七年度に生徒の要望を受けて生徒会が「なでしこバッグ」を誕生させた。新たな「城北文化」の登場で、その後二十年余り、サブバッグとして愛用されている。生徒会誌「たかね」も平成十五年の第四十六号まで発行され続けている。 学校生活で生徒会が担う役割は大きく、代議や校風集会、緑化委員など約三十人が任務に就く。学校の主要行事の年二回の校内大会や文化祭、体育祭など生徒会が中心になって活動を展開する。 今年六月に開かれた城北祭。今回は文化祭で初めてアイスクリームの販売を試みた。実行委員長の青嶋佐保里(三年)は「百周年を意識した。伝統を残しながら新しい企画を考えることに苦労した」と振り返る。「伝統をつくれたとは言わないけど、好評だった」と発表会責任者の深沢理恵(三年)。展示会責任者の鈴木麻衣子(三年)は「生徒と先生の意見の狭間に立たされる生徒会。生徒も真剣なので、なるべく意見を反映させたい」と話す。 生徒会長は選挙で全校生徒の投票によって決まり、前後期の委員入れ替え時期には同窓会館「撫子館」で泊まり込みの生徒会研修を行い、熱心な議論や討議を繰り広げる。「『自分がもっと変えてやろう』という思いがある。住み良い学校にしたい」と副会長の桜井迪代(二年)。生徒会長の大石史子(三年)は「生徒会のメンバーは頼りになる。伝統と団結心は先輩から後輩へ確実に受け継がれていると思う。共学化になるけど、今後、どのような学校になるのか楽しみです」と強調する。 (文中敬称略)
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