| (2003年8月16日掲載) |
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| 第3章「学校活動」 弓道部 |
昭和十二年に完成した新校舎の一番隅、講堂西側の別棟に弓道場が建てられ、同時に弓道部も誕生した。部員は県大会や対抗試合などで腕を磨き、静岡浅間神社の奉納射会にも参加した。十六年、従来の運動部をまとめた「鍛錬部」の一つとして弓道班が組織された。 五十五年三月、新築された弓道場開きが行われ、完成を祝った。翌年、一、二年生合わせて六十五人の部員を擁する弓道同好会が誕生し、伝統ある弓道部の復活へと歩み始めた。五十八年には全国高校総体の個人戦に出場する選手を輩出した。 平成二年に全国高校選抜大会に団体で出場。初の全国の舞台を踏んだ。六年は県大会と東海大会を通じて不動のメンバーだった岡野美保(平7卒)と大塚希(同)、土切美保(同)で全国選抜大会行きの切符を手にした。同年の県総体団体は岡野と大塚、土切、牧野知子(同)、吉永裕美子(同)で優勝を勝ち取った。東海総体では惜しくも準優勝に終わったが、富山全国総体に出場。岡野は国体少年少女の県代表にも選ばれた。 十四年の新人戦県大会の団体は現在、三年生の小田巻美穂と山本仁美、青木佐知代、望月真実、兼高なつみで初優勝。顧問の小田切祥治は「チーム一丸で勝ち取った勝利」と勝因を上げる。個人戦では、兼高が五位に入った。 山本は今年一月の東海選抜大会で三位に入賞し、三月の本大会行きを決めた。全国選抜は予選を通過、決勝で敗退した。小田切は「試合での集中力は抜群。試合に対する自分のモチベーションの作り方もうまい。練習量では誰にもひけをとらない」と話す。山本は大会後、県内では無敵を誇った。県総体中部地区、県総体を制覇、東海大会でも優勝を収めた。二回目の全国舞台になった八月二日の長崎総体個人戦は、予選で敗退した。 山本は今秋の静岡国体に静岡選抜チームの一員として挑む。山本は「地元の大会でもプレッシャーはあまり感じていない。調子を崩さないように、三人で力を合わせて上位進出を目指したい」と強調する。 現在は一年十四人、二年十一人、三年十三人の計三十八人で構成する。夏休みも毎日、学校の弓道場で練習に励む。キャプテンの佐藤衣里子(二年)は「先輩が昨年、県新人戦で優勝したので、私たちは二連覇を目指して頑張りたい」と練習に余念がない。
(文中敬称略)
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