| (2003年11月9日掲載) |
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| 第5章「未来へ」 同窓会(2) |
「芙蓉」誌一号と一九号の記録によると、同窓会「芙蓉会」は、「県立高等女学校」と呼ばれる前から結成。戦前の運営はすべて学校にゆだねられ、会長は校長、副会長は教頭が職に当たった。役員は校務の一部として教員が分担していた。 終戦後、同窓会も一つの自治団体として会員による自主運営組織となり、昭和二十二年の新会則により、会長や副会長、役員はすべて同窓生から選出され、二十六年六月、初代会長に中津川栄(明44卒)が選ばれた。一方、戦後の学制改革により県立静岡高女、県立静岡第二高校、静岡城北高と校名が変更された。このため、二十五年七月の幹事会で「静岡城北高校同窓会」は「静岡城北高校芙蓉会」と改称され、現在に至っている。卒業生のほか、途中修了者も入会金を納付することによって芙蓉会会員に属することができるようになった。 大正十五年六月、二代目校長島田民治の発案により同窓会誌「芙蓉」が創刊された。昭和三年の「芙蓉」誌一〇号などによると、同年に第三十八回の総会が開かれたため、第一回は明治三十一年と推測されている。昭和十二年には新校舎へ移転・新築落成記念行事の一環として第四十回総会が催され、千人ほどの出席者があった。二十八年には「結婚相談部会」が発足、六十三年から「芙蓉会ブライダルサロン」と名称が変わり、芙蓉会員らのプライバシーを守りながら将来の“縁結び”に一役買っている。 平成三年には待望の同窓会館「撫子館」が落成し、会員の拠点としてさまざまな行事が展開されている。 支部は県内に五つ。東京、関西、中京支部などでも、会員それぞれが地道な活動を続けている。総会は恩師や同窓会員ら約六百人が出席して毎年五月に開かれ、併せて行われる敬寿会では七十歳になった同窓生の長寿を祝う。六月には在校生らと合同で文化祭の中でバザーを実施しているほか、昭和三十八年から続くチャリティーダンスパーティーで会員が交流を深める。 会長は中津川、二代目青島いく(大11卒、旧姓杉原)、三代目藤野美恵子(昭6卒、旧姓三枝)、四代目北村のり子(昭11卒、旧姓仁科)と引き継がれ、現在は五代目南荘喜久子(昭24卒、旧姓麻生)が務める。副会長は滝浪良子(昭26卒、旧姓浅井)と江崎陽子(昭31卒)、丹治睦子(昭37卒、旧姓谷)が就き、会長を支える。 (文中敬称略)
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