<30・完>

第3章 地域と歩む(10)

(2003年2月13日掲載)
伝統継承へ気持ち新た
座談会

 生徒会メンバーは八十周年記念式典の準備などにかかわり、母校の歴史や伝統に触れた。将来の三ケ日高に対する思いを聞いた。

 ―八十周年の節目をどう受け止めていますか。

 山口朋「自分たちの代で迎えたのはうれしい。九十周年、百周年もすぐにやってくるんでしょうね」

 山口倫「記念式典で先輩の話などを聞き、あらためて歴史の重みのようなものを感じました」

 大谷「先輩たちがつくってきた伝統をこれからも守っていきたいと、気持ちが新たになります」

 ―地域とのつながりを感じた場面は。

 山口朋「ミカン園での作業時間に、農家の人たちに指導してもらった時です」

 山口倫「文化祭に大勢の町民が来てくれることや、ポスターの掲示も気軽に応じてくれます」

 大谷「福祉コースの実習を地域の人たちに引き受けてもらうことです」

 河澄「町中での三ケ日高生の様子にいろいろな意見をもらいます。よく見ていてくれるのがうれしいですね」

 ―今後、学校がどのように発展してほしいですか。

 山口朋「合併問題もありますが、他の高校に負けない三ケ日高ならではの特色を出してほしい」

 山口倫「今の温かい雰囲気はいつまでも大切に受け継いでもらいたいです」

 大谷「部活動がもう少し強くなってほしい。部活の活躍は学校の盛り上がりにつながります」

 河澄「社会が変化する中で、時代の流れに合った学校になってほしいです」

 梅原「過疎化や少子化の問題をどう克服するかが一番の課題。そのために、地域が三ケ日高に必要としていることを見極め、売りになるものを他校に先駆けて取り組むことが大切だと思います」

  【校史メモ】平成十四年十月三十日、八十周年記念式典が開かれた。生徒会長の山口倫代は「伝統の継承者として、そして新たな歴史の創造者として日々成長します」と力強く述べ、現役やOB約五百人の出席者が母校のさらなる発展に期待を込めた。

(文中敬称略、題字「自彊不息=じきょうやまず=」は後援会長の鈴木浩太郎三ケ日町長)


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