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 「座談会」 OB・保護者(下)

時代に適した科目選択

 ―保護者の立場から生徒たちの活動についてどう思われますか。

 遠藤勇次(PTA会長) 体育祭、百周年記念式典など、生徒みんなが一致団結し、素晴らしかった。相撲や野球、卓球など部活動の活躍も目立っています。農業土木など専門分野の大会でも全国レベルの成績を収めている。

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農業教育の未来を語り合う(左から)佐々木康さん、遠藤勇次さん、中村伸介さん=富士宮農高
 ―農業のみならず、多様な進路に対応できる教育課程の検討作業を進めています。ご意見、ご提案をぜひ。

 佐々木康(酪農業・PTA副会長) 進路はどうあれ、農高のこだわりとして農業を学ぶ必修科目を設けてほしい。

 遠藤忠義(百周年実行委員長・後援会長) 盛んに言われている心の教育、情操教育には体を動かし、自然と触れ合う農業が適している。

 桑原康(養豚業・種畜販売業) 農高のブランド化を進めることで、全国から「農業を学ぶなら宮農へ」と生徒が集まるようになれば。一流の先生の下でレベルの高い教育が行われるのが理想。

 望月昌代(茶業・直売店経営) 好きな科目をチョイスできる学校なんて楽しそう。農業の世界に新しい考え方を吹き込んでくれる人材も生まれるのでは、と期待しています。

 中村伸介(富士宮市助役) 時代に適応した変化は結構なことだが、将来の目標設定まであいまいになるような中途半端な科目選択になっては困る。生徒と教師の十分な話し合いが必要ですね。

 ―教師、生徒へのエールをお願いします。

 遠藤勇 農高の良さは実習などで先生と生徒の触れ合いが多いこと。そこは大切に守り、生徒のやる気に火を付けるような教育をお願いしたい。

 遠藤忠 苦労から逃れがちな現代。やはり、高校生活で鍛錬することが大切だ。学問の基礎知識などを厳しく学んでほしい。先生たちも自らの研究を極めて学位論文を出すような前向きな気持ちを持っていただきたい。

 ―とても参考になるお話を聞かせていただきました。全校皆で力を合わせ、新しい学校を作る過渡期を乗り越えていきたいと思います。

 (司会は増田嘉徳校長、敬称略)

【注】カッコ内は卒業年。


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