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第6部 切り開く

県庁

知事2人に薫陶受ける
石川知事の信頼が厚い鈴木雅近副知事=県庁
 「自分で決裁することが多くなり、同じフロアにいながら知事との距離が意外と遠くなった」と苦笑する鈴木雅近(昭36卒)。ことし八月に副知事に就任し、「知事がうまく仕事ができるよう職員や関係団体との潤滑油に徹したい」と石川県政を支える。

 鈴木は県ロサンゼルス事務所駐在を経て、商工、秘書畑を歩いた。商工労働、企画、総務の各部長を歴任。二度にわたる秘書課時代には斉藤、石川と二人の知事に仕え、「秘書のなんたるか」について薫陶を受けた。小柄ながらバイタリティーがあり、米国駐在中に腕を磨いたゴルフは県庁内でも屈指。沼東では軟式テニスと物理部に籍を置いた。「通学はげた履き。高原教室の企画を学生に任せるなど自由な校風だった」と振り返る。

 県庁には鈴木をはじめ約二百三十人の沼東OBが在籍し、主要ポストに名を連ねる。県庁香陵会は総務部職員総室長川口正俊(昭40卒)らがまとめ役だ。

 「肝試しで仲間とよく狩野川に架かる御成橋のアーチを登って渡った」というのは自治研修所長の落合克忠(昭36卒)。磐田市助役から復帰後は人事委員会事務局長などを歴任した。沼東時代はホッケー部で毎年インターハイ、国体に出場した。

 当時、県内では珍しい弁論部で活躍した中部県行政センター所長の大内安(昭36卒)。林業・水産総務課長、県立美術館副館長などを歴任した。「60年安保問題などをテーマに弁をふるった。発声練習はもっぱら香貫山だった」と思い起こす。

 このほか、水産試験場長の和田卓(昭35卒)、東部看護専門学校長の吉沢政雄(昭36卒)、長寿健康総室長の小野寺恭敬(昭40卒)、環境管理室長の勝俣正義(同)、港湾整備室長の矢島信孝(昭41卒)、農林水産部担い手育成室長の大島孝(昭42卒)、市町村行政室長の斉藤民夫(昭43卒)、情報政策室長の〓(石へんに刑)谷明正(昭44卒)、NPO推進室長の渡辺豊博(同)らが活躍する。

 OBでは元県教育長の芝健(昭21卒)や元労働部長の花崎治夫(昭26卒)、元知事公室長や企業局長の宮川〓(さんずいに巴)(昭27卒)、元知事公室長の関根利朗(昭28卒)、元企業局長の谷沢清(昭29卒)らがいる。

(文中敬称略)
【注】カッコ内は卒業年。

掛中・掛西百年史 榛原高校百年 富士宮農高百年 御殿場高 躍進の百年

引佐高の百年 田方農高の百年

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