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保護者、教師、生徒の三者の討論の場「PTSサミット会議」は城北高の特色ある取り組みの一つ。学校改革に乗り出した米浦貢=富士宮市=が提案し、実現した。九十周年を迎え「新しい時代へ向けた生徒のための学校づくりを目指し、学習意欲の向上や生徒の内面の充実にも力を入れた」と米浦。高校生の海外留学に対する県教委の単位認定制を初適用して話題になったほか、英国の高校との交流会も企画。ハード面では校舎改築のレールを敷いた。 五階建てのモダンな新校舎は平成六年に落成。増田謙吾=沼津市=は「進学校としての実績も徐々に上昇し、生徒たちも期待にこたえてくれた」と懐かしむ。増田は校舎完成と同時に女子生徒の制服を一新し、学校のイメージアップを図った。四年生大学の進学者三けた台を達成した牧野彰夫=静岡市=は「歴代の校長や教師陣、卒業生の努力の蓄積があった」と振り返る。生徒には上昇の心意気を持つことを常に呼び掛けたといい、野球部が初の県ベスト8に進出したのは自慢の一つだ。家庭科の授業の一環で高齢者施設での校外実習も実施した。 篠原茂=裾野市=は「これからは個人の力が問われる時代。自分を鍛え、変化に対応できる人間性を身に着けてほしい」と期待を寄せる。「変革がしきりに叫ばれる時代だが、流行に躍らされず地道な努力を継続してほしい」とエールを送る。 歴代三十一人のバトンを受け継いだ現校長の杉浦秀弘。「百周年の節目を機に学校の盛り上げを推進したい」と張り切る。元来は社会科教師。県東部の地理には造けいが深く「ふるさとを愛する心を忘れず、将来地域のリーダーとして活躍できる人材に」と生徒の新たな飛躍を見据える。 (文中敬称略) 【注】カッコ内は卒業年。 |
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