【カラーの印刷は4色のインキを使って行われています】

   C・・・藍色(あいいろ)

   M・・・紅色(べにいろ)

   Y・・・黄色(きいろ)

   K・・・黒(くろ=墨)


 カラー写真一点を取り上げてもそこにはたくさんの色が含まれておりますが、4色のインキを重ね合わせることによってそれらに含まれている全ての色を表現することができます。「藍」と「紅」と「黄」は基本となる色であるので、色の三原色と呼ばれています。
 上の図のように「藍」と「黄」を重ねると『緑』に、「紅」と「黄」を重ねると『赤』になり、さらにそれぞれ重ね合わせる色の濃さを変えていくことによってカラー印刷は行われています。

【なぜ墨が必要か】
 それではどうして三原色を重ねれば墨になるのに、別に墨インキを用いているのでしょうか。 これには二つの大きな理由が挙げられます。ひとつは紙面上には記事をはじめとして、墨一色で印刷されている部分が多くあること。それらの部分に三原色を重ね合わせて印刷してはインキが無駄になるし、また三色を寸分のズレもなくピッタリ合わせて印刷するのは非常に難しい。紙面の大部分を占める記事などは、墨一色で印刷した方が効率が良いというわけです。それからもうひとつの理由として、写真の暗部を表現するときに墨を加えると、黒っぽい部分に深みが出てシャープに見えるからです。

 従いましてカラー写真やカラー広告の入る面は、「藍版」「紅版」「黄版」「墨版」の4版に分色した刷版からひとつのページが印刷されているのです。

 

【色の重ね合わせの例】

 


【網点の大きさと濃淡の関係】

 新聞の写真をルーペ(虫メガネ)を使ってのぞいてみて下さい。大小ブツブツの点が たくさん集まっていることが分かりますね。色の濃さはこの点(網点と呼びます)の大きさによって決まるのです。

 

 どうです、分かりましたか? 簡単ではありますが、以上でカラー印刷の説明は終了です。  

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