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| 『迷惑』というのもモラル | 匿名 / 教師 / 男 / 33歳 / 磐田郡 |
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早朝の住宅地を物売りの車が走る。スピーカーの声は周りの建物に反響して、木霊のように響きわたっている。あまりの大音量に家々の窓から一瞬人が覗く。時刻は8時を少し回ったところ。私は子供がその声に驚き、大泣きしながら起きたところでたまらず抗議に出かけた。しかし、返ってきたのは「8時すぎてから始めたのだから法律は守っている」「我々も生活がかかっている」というものだけだった。 しかし、私がここで問題にしたいのは大きな音量を出した業者ではなく、それに対して何も行動を起こさない住民の方である。確かに8時すぎだし、生活もかかっていよう。しかし、普段の朝普通に起きて仕事などしていれば、日曜日の8時はまだまだ寝ていたい時間だし、生活がかかっているというのなら、例えば前日夜勤で早朝に帰ってきたような人にとっては、寝入りばなの騒音はまさに次の仕事に差し支える所行であるはず。今の時代、例えば職員の生活のためとはいえ、工業廃水を垂れ流す工場を、一体誰が良しとするだろうか。何故誰も迷惑であることをはっきり告げないのか。たまのことだから、生活がかかっているのだからと見過ごしているのだろうか。それとも単にトラブルを避けているだけなのだろうか。 同様なことは選挙カーにも言える。たとえ学校の授業中でも大音量の車が駆け抜ける。日曜日も同様だ。暴走族しかり、深夜のコンビニの駐車場しかり。 日本人にモラルがなくなったと言われ出して久しいが、やっている方のモラルだけでなく、良いこと悪いこと、迷惑でないことあることをきちんと言える、そんなモラルがある大人が住む町でなければ、お互いの迷惑を考え注意を素直に受け入れる心を持つ大人でなければ、未来を担う子供達もよりよい大人に育たないし、育てられないだろう。 |