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あきれ果てた『緑茶の産地表示』 K.N、63歳、清水市

 「緑茶の産地表示は使用している荒茶の産地割合を50%以上で可とする案」で日本茶業中央会が最終調整に入ったとの報道を読んで、消費者を余りに馬鹿にしたお茶業界の姿勢にあきれ果ててしまった。  同報道によれば、静岡県産の荒茶が50%以上使用されていれば「静岡のお茶」或いは「川根のやぶきた茶」とか表示が可能という。

 一般の食品では例えば「静岡牛肉」という表示は100%静岡産の牛肉という意味であり、50%以上が静岡産で残りは外国産の牛肉を混ぜても良いということではない。

 一昔前ならいざ知らず、これだけ消費者重視が叫ばれ、食品の偽装表示が問題化し複数の産地(特に外国産)は明確に表示するのが当たり前の時代に、お茶の産地表示だけが50%の原料表示で良しとするお茶業界の人たちの発想は全く信じがたい。しかも表示は義務ではなく任意であり罰則規定も設けないという。これでは業界の利害だけを考慮した業界保護対策であり、ひょっとすると中国産など輸入の茶葉がブレンドされていることを消費者から隠す方策かと勘繰ってしまう。

 消費者の理解と納得が得られない方策は、必ず消費者の不信を招き消費減退に直結することは雪印食品や日本ハムの事例を省みるまでもない。日本茶業中央会が愚かな選択をされないよう、又国民の安全安心を擁護しわが国の農業を育成する立場の農水省とお茶の産地静岡県当局がお茶の表示について適切な対応をとられるよう期待する。


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