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| 六本木ヒルズ事故で思い出したこと | まよ、自営業、女性、46歳、森町 |
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六本木ヒルズの回転ドアで、小学校入学を目前にした、
男の子が亡くなるという、悲惨な事故が起きました。原因究明がな
されているところで、管理体制にかなり問題があるようです。 この第一報を耳にしたとき、私は、次男が涼くんと同じ6歳だった 11年前の春のことを思い出しました。入学式の準備で、長男、長女、 次男と私の4人で浜松のデパートに出かけ、買い物をし、ドラえもん の映画を観て、駐車場に戻ろうとしていた時です。私と長女が青信 号で渡ってしまったとき、長男と次男はまだあとのほうで、信号は、 赤に変わってしまいました。渡った側で待っていると、次男が右手を 思いっきりあげているのです。片側2車線の浜松中心部の道路を渡 り始めたのです。あーっ、死んだ!と思いました。すると、車が全部 止まってくれたではありませんか。 今回の事故は、当事者にとっては、避けることができず、本当に悲 しい結果になってしまい、我が家のこととは根本的に違います。しか し、うららかな春、春休み、卒業、入学、就職、引越し、桜、お花見 と心がどこかときめいている人が多いのではないでしょうか? 私は、 完全に浮ついていました。手を繋いでいなかった私のせい、そして、 田舎暮らしのため、信号を知らず、その事を、実際に教えていなかっ た私のせいでした。 あの時、命をいただいた次男も17歳。4月に高校3年生になります。 この季節になると、私は、この情けない親の話を子供たちに話します。 小さな子供のお母さん方、どうぞその小さな手を離さないで下さい。 そして、もう手を繋げない子供には、温かい眼差しを忘れないでくだ さい。桜が美しすぎるころだから。 |